スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

薄っぺらなTPP議論

薄っぺらなTPP議論

松山てつや氏の「最強の日本再建!」ブログから転載


TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に賛成か否かで、意見が真っ二つに分かれている。TPPとは、関税や規制を取り払い、自由に物やサービスを流通させるためのものであり、当然メリットもあればデメリットもある。それは何事においても同じだ。賛成派はメリットを、反対派はデメリットを強調してお互いに譲ろうとしないが、今行われている議論は、非常に薄っぺらで、結局は既得権益の争いに過ぎない。


賛成派の主張は、「輸出立国の日本にとって、大きなチャンスであり、これに乗り遅れてはならない。韓国はアメリカとの間でFTA(自由貿易協定)を結んでおり、すでに有利な状況である」と主張する。しかし、日本が輸出立国であるという事実、前提がすでに間違っている。日本の輸出依存度は、たかが13%程度である。(中国、韓国は40%程度)


しかも、日本が輸出している品目は、企業などが購入する資本財(工業用原料、機械類など)が80%近くを占めている。つまり、企業が製品を作るために不可欠なものである。たとえば、韓国は輸出が増えれば増えるほど、日本から資本財を輸入しなければならず、対日貿易はかなりの赤字である。東日本大震災で部品工場が被災し、一時期供給がストップしたが、これにより海外の多くの国で、製品が製造できなくなったことは記憶に新しい。賛成派は、主に輸出産業の立場、特に消費財(一般消費者が購入する製品。家電や車など)を輸出する産業の利益だけを考えているに過ぎない。


また、反対派の主張は農業が破綻するというものが代表である。日本の農業政策がバラマキの典型で、いかに農業を衰退させているかは、すでに周知の事実となっている。米の減反政策という馬鹿な施策により、日本には埼玉県と同じだけの休耕地が放置されている。その事実をだけを見ても、農業政策がいかに間違っているかが分かるというものだ。農水省の政策は「農業政策」ではなく「農協政策」だとよく言われる。農協が農業を独占的に支配しており、国からの補助金を牛耳って、絶大な権力をふるっている。そしてここに寄りかかっている族議員が反対派の急先鋒である。


かつて、オレンジやサクランボが自由化された。みかん農家、サクランボ農家が壊滅してしまうと、マスコミは大騒ぎしたが、壊滅どころか、品質改良などの農家の努力で価格も生産量も上昇した。中国では、富裕層が「安全かつ美味しい」ということで、高価な日本の農産物をこぞって買っている。TPPへの参加を契機に、日本の農業政策を抜本的に変え、競争力をより一層高めるチャンスである。


また、TPPの参加予定国は10ケ国であるが、日本とアメリカの二国だけで、参加国の総GDPに占める割合は90%にもなる。したがって実質はアメリカによる日本への押し付けであるとの議論が、最近急に脚光を浴びてきた。彼らは、自由化によって、農業はもちろん、医療や金融、その他様々な分野で日本が大打撃を受けると声高に主張する。


結局は賛成派も反対派も、とにかく目先の視点でしか考えていない。いつもながらの既得権益の争いであるが、それにさらに拍車をかけているのが、日本悲観論である。「少子高齢化で社会保障が危機である」「財源がない」「財政赤字で破綻するかもしれない」「放射能汚染で大変だ」などなど、まるで日本を弱体化することを喜んでいるかのごときである。日本全体が貧乏神に取付かれ、自信を失っている状態である。夢も希望もなく、ただ日々の生活をいかに無事に過ごすかだけを、多くの国民が考えている情けない状況である。マイナス思考、縮み思考にどっぷりはまってしまっている。


そうしたマイナス想念を跳ね返さなければならない。日本は経済力はもとより、技術力においても世界ナンバー1である。日本人の精神性の高さも間違いなく世界ナンバー1である。歴史を中心に、様々なことを学べば学ぶほど、いかに日本が突出した国であるか、日本人がどれほど素晴らしい民族かが明白となり、ワクワクした気分になってくる。と同時に、そうした自覚を日本人が持っておらず、自信を失っていることに、歯がゆさを感じてならない。大空を自由に飛べる羽があるのに、自分は飛べないと思って地面をはいつくばっている鳥のようである。


賛成派も反対派も、小さな世界の中で、自分たちの利益を守るためだけに、やっきになっているだけのことである。


TPPなど、恐れるに足らず。30数年前には1ドル360円であったが今は75円台である。5倍近くの円高になっても、日本は技術革新、コストダウンなどの努力によって、見事乗り越えてきた。今、アメリカは不況にあえいでいる。ならば、アメリカを助けてあげればいいではないか。円高を利用して、海外からもっと品物を買い、内需を拡大すればいいだけの話だ。


日本にはそれだけの力が十分にある。もういい加減、大国としての自覚を持って、世界をリードする気概を持たねばならないのではないか。【了】

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

未来研究会(名前検討中 

昔から現在 金の相場も 恐ろしいですね。不動産は どうなっていくのかなぁ?分譲マンション売れ行きは いいようですね。
1ドル360円時代懐かしいです。あの頃は 食べることに苦労しました。衣類も なかった時代でしたね。今は エアコンのフッキュウ率もすごいですね。
資源のない日本は これから どういうビジネス 世界友好 未来は 1ドル いくらになるのかなぁ 
プロフィール

 幸福実現男女

Author: 幸福実現男女
自助努力。
積小為大。
発展繁栄。

最新記事
FC2カウンター
月別アーカイブ
リンク
幸福実現党 幸福実現党チャンネル 幸福の科学出版 幸福の科学出版 幸福の科学出版
最新コメント
最新トラックバック
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。