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【ついき秀学のMirai Vision】日本は今こそ「月旅行」を目指せ

【ついき秀学のMirai Vision】日本は今こそ「月旅行」を目指せ
(サンケイビズ 2011.7.15 05:00)

 □幸福実現党党首

 7月8日、米航空宇宙局(NASA)は、スペースシャトル「アトランティス」を打ち上げました。シャトル計画は30年間の歴史で、二度の悲惨な事故を経験しつつも、国際宇宙ステーション(ISS)の建設など、宇宙への夢を乗せた成果を数多く上げましたが、今回が最後の打ち上げとなります。

 オバマ米大統領は昨年4月、火星への新たな有人宇宙探査計画を発表したものの、月より遠い深宇宙への大型ロケットはまだ開発されていません。ISSへの物資や飛行士の輸送も民間企業に託す方針ですが、当面はロシアのソユーズに頼らざるを得ず、米国の威信低下もささやかれています。

 対照的に目立つのが中国の動きです。毛沢東が「両弾一星」(原水爆・人工衛星)を国家目標と定めて以来、宇宙開発に果敢に取り組んだ結果、近年では有人宇宙飛行や衛星破壊実験の成功など目覚ましい成果を上げ、今や米露に次ぐ宇宙開発の先進国となっています。

 また、積極的に対アフリカ援助を展開する中国が、ナイジェリアの衛星開発なども行っていることは見逃せません。資源確保や国連の大票田であるアフリカへの影響力強化が狙いでしょうが、わが国が国連常任理事国入りを目指すならば、宇宙開発を外交ツールとして活用する中国のしたたかさには注意が必要です。

 ◆宇宙開発、日本の事情

 日本は昨年、小惑星「イトカワ」からの微粒子採取を成し遂げた探査機「はやぶさ」の奇跡的な帰還で、大いに沸き立ちました。また、物資輸送手段である宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)も、ISSへの輸送業務を円滑に行い、高く評価されています。

 しかし、日本が宇宙大国として伍していけるかには、懸念もあります。わが国の宇宙関係予算は、いまだ3000億円台で、米国の約4.6兆円(2009年)、欧州の約8000億円(07年)などと比べ、極めて低い水準です。宇宙基本法に基づき、09年に宇宙開発戦略本部で決定された宇宙基本計画では、5年間で官民合わせ最大2.5兆円の資金が必要と試算されています。単純計算では年5000億円となるはずです。しかし、実際は遠く及びません。

 また、わが国の宇宙産業の国際競争力の低さも問題です。その要因としては、長らく宇宙の軍事利用を自ら禁止してきたことや、1990年の日米衛星調達合意によって、政府が研究開発以外の衛星を調達するには国際競争入札を行わなければならないとされたことが指摘されます。日米合意の結果、政府などが調達した実利用衛星のほとんどが米国製となりました。かつての日米貿易摩擦の産物であるこの合意は見直しが必要でしょう。

 ◆宇宙を新たなフロンティアとせよ

 宇宙事業は民間だけで活性化することは困難で、国家プロジェクトとして積極的な投資が必要です。技術が確立すれば、これを元に民間が商業化し、新産業として立ち上げも可能でしょう。国家プロジェクトとしては、たとえば準天頂衛星システム(日本版GPS=衛星利用測位システム)の確立が急がれます。既に1号機「みちびき」が打ち上げ済みで、米GPSに依存しない自立システムでの運用には7基必要ですが、政府は財政難を理由に米GPSを補完する形で運用する4基体制を方針として固めています。災害時はもとより、安全保障も考え、早期に自立システムを確立すべきです。位置情報サービスに関するニュービジネスへの展開も期待できます。

 加えて、閉塞感が日本を取り巻く中、その打開には国民が共有し得る大きな夢を掲げる必要があります。宇宙開発で米国が曲がり角を迎えた今だからこそ、わが国は独自で月旅行の実現を目標とすべきです。

 まずは、HTVに地上へ帰還可能なカプセルを取り付け、ここに人が乗り込めるよう開発します。こうして2020年頃には有人宇宙技術を確立させ(そのために必要な資金は1兆円とも目される)、2050年頃には誰もが月旅行に行けるような社会を目指すべきです。21世紀の日本の「坂の上の雲」は、宇宙にこそ求められるのです。

                   ◇

【プロフィル】ついき秀学

 ついき・しゅうがく 1971年、大阪府生まれ。東京大学法学部第3類(政治コース)を卒業後、宗教法人幸福の科学に入局。財務局長、専務理事などを歴任。2009年、幸福実現党に入党。10年7月、幸福実現党党首に就任。妻と2男の4人家族。趣味は読書と散歩。

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